人生の糧

過去に仕事仲間が言った言葉が、今でも私の心の中に刻まれている。すごく若いころ製薬会社に勤めていた時だ、新人の小田村さん、当時新卒で入ってすごくハンサムだったのを覚えている。この子は当時営業職で、各地の病院に回って新薬の薬やら治験など。。。いつも営業成績が上位だった。

ある日、彼がポツンと「僕、仕事を辞めようかと思っているんです」それから色々語りだした。結局彼が言いたい事は、深刻な病気の人にさほど効果が期待できない物をお勧めしたくない。

そぅ。人に優しい事、人に良いこと、などは自信をもってお勧めできるが。。。

この経験と彼の言葉が、私の人生の糧となっている。